神経ウイルス感染症の発症機序の解明と防御・治療法の開発
ウイルスは感染するとそのウイルスに特有の標的臓器でよく増殖し、その臓器に障害を与えます。中枢神経系組織に親和性を持つウイルスによる急性感染症は、種々の神経障害や運動障害などを引き起こし重症化することが多く、また治療に成功した場合にも後遺症が見られるため研究の必要性が非常に高い感染症です。ポリオウイルスやエンテロウイルス71などは神経組織に親和性を持つウイルスで、通常はヒトのみを宿主としていますが、このプロジェクト研究では、宿主域を決定しているポリオウイルスやエンテロウイルス71の受容体を発現し、これらのウイルス感染できるようになったトランスジェニック動物モデルなどを用いてウイルスの複製機構や機能障害にいたるメカニズムを解明し、その防御・予防方法を確立することを目指します。
プロジェクトリーダー

Satoshi KOIKE , Ph.D

